
長男と次男は、私立の中高一貫校に進学しました。
そう、小学校6年生のときに中学受験をしたのです。
二人とも中学受験を経験しましたが、性格があまりにも違うので、受験も一筋縄ではいきませんでした。
まずは、長男の受験から振り返ってみたいと思います。
長男の受験
長男は、小学校5年生から日能研に通い始めました。
最初は普通のクラスでしたが、途中から上位クラスへ。
その後は上位クラスを維持し、無事に志望校に合格することができました。
今振り返ってみると、長男の受験には反省することもあります。
私にとっても、長男にとっても、初めての中学受験。
何をどうすればいいのか、親子ともによくわからないまま、受験という大きな渦に飲み込まれていったような感覚でした。
本来なら、親も子どもの勉強を見たり、悩みを聞いたり、気持ちを支えたりしながら、一緒に受験を乗り越えていくものだったのだと思います。
でも、当時の私は仕事をしていました。
仕事をしながらの受験だったため、長男の勉強を見たり、そばで支えたりする時間を十分に取ることができませんでした。
結果的には、長男本人に頑張らせることが多くなってしまったと思います。
それでも、長男は一生懸命頑張って、希望していた中学校に合格しました。
そして何より、今も楽しく学校に通えている。
それが、私にとっては何よりうれしいことです。
私立中高一貫校に行ってよかったこと
実際に長男が私立の中高一貫校に通ってみて、
「ここに進学してよかったな」
と思うことがいくつもあります。
① 設備が整っている
学校の設備がとても整っています。毎日過ごす場所だからこそ、充実した環境で学校生活を送れることは、大きな魅力だと感じています。
② 人工芝のグラウンドでサッカーができる
サッカーが好きな長男にとって、人工芝のグラウンドで思い切りサッカーができる環境は、とても魅力的だったと思います。
スポーツが好きな子にとって、こうした施設の充実は学校選びのポイントの一つになると思います。
③ 6年間を通して、生徒一人ひとりを大切に育ててもらえる
中高一貫校なので、高校受験を挟まずに6年間を過ごせます。
その分、学校側も生徒一人ひとりを長い目で見て、成長を支えてくれているように感じます。
④ 学校の講座などが充実している
学校でさまざまな講座が用意されていて、塾に行かなくても学習できる環境が整っています。
中学受験が終わった後も、学校でしっかり学習できる環境があることは、親としてもありがたいと感じています。
⑤ 部活動に力を入れている
部活動も盛んで、勉強だけでなく、好きなことにも思い切り取り組める環境があります。
中高6年間を通して、勉強や部活動、友達との時間など、いろいろな経験をして成長していけるのは、中高一貫校の良さの一つだと思います。
※ほかにも「よかったな」と思うことはまだまだあるので、また思いついたら書き足していきたいと思います。
そして、私が「中学受験をしてよかったな」と思っていることが、もう一つあります。
それは、地元の友達との関係が続いていることです。
中学受験をしても、地元の友達との関係は続いている
中学受験をすると、
「地元の小学校の友達とは、だんだん疎遠になってしまうのかな」
と思っていました。
実際、進学する中学校が別々になるので、そうなることもあるのだろうと思っていたんです。
でも、長男の場合は違いました。
サッカーを通じて、地元の友達との関係がそのまま続いています。
一緒にサッカーをしたり、遊んだり。
学校は別々になっても、子どもたちなりに友達との関係は続いていくんだな、と感じました。
これは、私が中学受験をする前には想像していなかったことでした。
「中学校から行っていてずるい」と言われたこと
長男が通っている中高一貫校は、後になって知ったのですが、サッカーやスポーツをしている子たちからすると、人気のある高校だったようです。
長男と一緒に遊んでいる子の中にも、サッカーをしている子が何人かいて、
「長男の高校に行きたい」
と言っていたそうです。
ただ、その学校は高校から入学する場合、推薦で入るためには内申点などの条件があります。
その条件をクリアすることが難しく、進学を諦めた子もいたようです。
そして、長男は友達から、
「長男の学校は難しすぎる」
「内申点が高くないと推薦してもらえない」
「そもそも一般入試では絶対に無理」
「中学校から行っていてずるい」
と言われたことがあるそうです。
「ずるい」と言われたと聞いたとき、私はちょっと複雑な気持ちになりました。
でも、その子にとっては、それくらい長男のことが羨ましかったのかもしれません。
長男からしてみれば、小学校5、6年生の頃。
みんなが遊んでいる中で、本人だって一番遊びたい時期だったと思います。
そんな時期に塾に通い、勉強をして、中学受験に挑戦しました。
もちろん、長男自身が「この学校に行きたい」と思って頑張ったことです。
でも、親としては、その頑張っている姿を近くで見てきただけに、
「ずるいと言われるようなことではないんだけどな」
という気持ちもありました。
一方で、「行きたい」と思える学校があるのに、推薦の条件などで諦めなければならないのは、その子にとっては悔しいことだったんだろうな、とも思います。
だから、長男には、
「それだけ行きたいと思ってもらえる学校に通えているんだから、よかったね」
と話しました。
そして私自身は、
「だったら頑張って勉強して、一般入試で挑戦するという方法もあるのにな」
とも思ってしまいました。
ただ、今は推薦という選択肢を利用して高校に進学する子も珍しくありません。
公立高校でも推薦選抜が設けられていたり、私立高校でも推薦・特色・一般など、さまざまな入試方式があります。
私が学生だった頃の、
「高校受験=一般入試で学力勝負」
というイメージとは、少し変わってきているのかもしれません。
それにしても、内申点という制度が私にはいまいちわかりません。
わからないからこそ、内申点と関係のない中学受験をしていてよかったのかもしれません。
中学受験を経験してみて初めてわかったことも、たくさんあります。
そして、長男の受験を経験したからこそ、次男の受験ではまた違った悩みや苦労がありました。
兄弟でも性格が違えば、受験への向き合い方もまったく違う。
そんな次男の中学受験についても今後書いてみたいと思います。